マムブロ

福岡の小さなデザイン屋「mamu design」のブログです。 デザインの話、健康オタクな話、子育て、食育など…日々のちょっとした話を紹介しています。

南日本新聞に載りました。

8月15日の南日本新聞に載りました。
と、言ってもデザインでは無く、「平和や戦争について」で。


お盆前のある日、突然知らない電話番号の着信があり仕事の電話かな?と思ったら、
突然の新聞の取材依頼!ビックリしましたが、お世話になっている方からのご紹介だったのでお引き受けしました。

普段、製作したチラシ、新聞広告など載る機会は沢山あるので、新聞に載る事は抵抗なかったのですが、1つ問題が…顔写真も載せるということ!
や、この日ほどダイエットしとけば良かった!!!と後悔する事はなかったです。。。

15日に新聞が配布され、(ちなみに配布先は鹿児島県。私の住まいは福岡県)
私の手元に来るのは3〜4日後。
両親、親戚が喜んでくれました。
が、母からの私の髪型や、顔のクレームが…
段々見るのが怖くなってしまいましたが、手元に来て確認するとキレイに写ってましたよ。普段の私の顔よりキレイに。
ええ、お母様。これが私の現在の顔です。老けたし、太りましたよ。トホホ。。。
ま、そんな訳で顔は隠してます。

取材に来られて、長い事話した事がどのようにまとめるのだろうと思っていましたが、
さすがはプロ!ちゃんと凝縮してまとめて文章になっていました。
(掲載前の文章の事前確認はしてあります。)

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子供の将来守りたい

小学3年生の息子に最近、「僕が大人になった時、戦争があるの」と尋ねられた。学校で福岡大空襲を学んだり、安全保障関連法案のニュースを見たりして、子供なりに「何だろう」と疑問を持っているようだ。
 特攻基地のあった鹿屋市で高校まで過ごした。平和について真剣に考えるようになったのは、イスラム国による邦人殺害以降。子供の将来を守りたい。息子に説明できるように、世の中の動きをしっかり理解しないと。

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改めて取材を受け、真剣に戦争について色々考えるようになりました。


戦争の恐ろしさを知ったのは、小学生の時に「ガラスのうさぎ」を観てからで、
他にも話を聞いたり、見たりしたのだろう、よく地下にある防空壕の板の隙間からミサイルが落ちてくる夢を見るようになりました。

私と同じような歳に今度は息子が「戦争の夢を見た!」と言うようになりました。
学校で福岡大空襲の事を習ったり、戦争の映像を見たからかもしれない。
そして、最近の「安保法案」のニュースが流れだしたら「戦争あるの?どうなるの?」と怖がるようになりました。

私は特攻基地のあった鹿屋市で高校まで過ごしました。
でも今まで「戦争」について考える事はなかなか無かったです。
意識し始めたのは「イスラム国」の問題が出てから。
日本もテロの標的になることがあるかもしれない…と。
そして最近の「安保法案」の件が出てきてから強く意識し始めました。

よく「主婦の方は大げさだ」とかお偉い先生が言われてるけど、
そりゃ大げさになるのは当たり前ですよ。
お腹を痛めて産んだ我が子を守ろうとするのは当たり前ですもん。

学校で友達とケンカしたとかぐらいの規模でしたら、(危なくない限りは)口出ししませんが、我が子の未来がかかってるなら、悪い可能性に近づくなら、それは皆大げさに反対しますよ。

「理解ってない」とも言われますが、理解できるまで、納得するまで説明し、その解らない溝まで埋めないとなかなか「yes」とは言えない。


地元の土地柄、自衛隊の友達もいっぱいいます。
法案が通ると友達と、友達家族が悲しい思いや、大変な思いをすることもあるかもしれない。

今までの70年、戦争の恐ろしさを体験し、語り継いでくれた方々を無視してはいけない。
同じような過ちや、恐ろしい体験を繰り返してはいけない。

平和な日常や、後10年後、「戦後80終戦記念」と言えるような世の中であってほしいです。